
米大リーグの守備の最高栄誉「ゴールドグラブ賞」の最終候補が発表され、意外な名前の“落選”が話題になっています。
主催する**ローリングス社の公式X(旧Twitter)**は、ナ・リーグ一塁手部門のファイナリストとして
ブライス・ハーパー(フィリーズ)
マット・オルソン(ブレーブス)
スペンサー・スティアー(レッズ)
の3選手を発表。
しかし、今季も攻守でチームを支えたドジャースのフレディ・フリーマンの名前はそこにありませんでした。
■ まさかの選外…ファンの間で広がる疑問と不満
ドジャースからは、遊撃手部門でムーキー・ベッツ、ユーティリティ部門でミゲル・ロハスが候補入り。
一方で、今季もポストシーズンで内野陣からの難しいバウンドを体で受け止めながら確実にアウトにするなど、安定した守備を見せていたフリーマンが外れる結果に。
過去には2018年に同賞を受賞しており、今季も147試合に出場した功労者だけに、ファンの間では驚きと怒りの声が相次ぎました。
SNSでは、
「フリーマンじゃなくハーパーなのは間違っている」
「フリーマンは奪われた」
「ブッシュとフリーマンがいないことには驚いた」
「ブッシュなし…信じられない」
「フレディに全く敬意を示されないなんて」
「マイケル・ブッシュなしだと???」
といった投稿が並び、米ファンの間でちょっとした“炎上状態”に。
■ データ上の数字が影響?評価の分かれる守備力
一方で、フリーマンの今季の守備指標「DRS(守備防御点)」は、昨年の「+1」から「-7」へと大きく低下しており、
この数値が選考に影響した可能性も指摘されています。
とはいえ、数字だけでは測れない“守備範囲の広さ”や“安定感”を評価する声も多く、
「試合を見ていれば、彼がどれほど守備でチームを救っているか分かる」と擁護するファンも少なくありません。
■ 受賞者発表は11月初旬へ
ゴールドグラブ賞の選考は、各チームの監督とコーチの投票を中心に行われ、データ分析も一部反映されます。
最終的な受賞者は、**ポストシーズン終了後の11月2日(日本時間3日)**に発表予定。
チームを支えるベテランとして存在感を示してきたフリーマン。
“落選”の悔しさを胸に、今後のプレーでどんな姿を見せてくれるのか――その行方にも注目が集まります。


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