
11月7日、衆院予算委員会で高市早苗首相が、国と地方の基礎的財政収支(プライマリーバランス=PB)の黒字化目標について言及しました。これまで「単年度ごと」に達成状況を確認してきた方針を、「数年単位でバランスを確認する方向に見直すことを検討している」と明らかにしました。
プライマリーバランスとは、社会保障や公共事業といった行政サービスを、借金に頼らず税収などでどれだけまかなえているかを示す指標のこと。今年6月に閣議決定された「骨太の方針」では、2025〜26年度を通じて黒字化を目指すとされていました。
高市首相は、「責任ある積極財政の考えのもとで、戦略的に財政出動を行い、強い経済を構築していく」と説明。経済成長を促しながら、中期的には債務残高対GDP比の安定的な引き下げを目指す方針も示しました。
黒字化目標そのものについては、「黒字だったら黒字で、それは大いに結構なことだ」とコメントするにとどめ、目標年度の再確認を行う可能性を示唆しています。
最近は物価高や円安などで“家計のPB(プライマリーバランス)”を取るのも大変という声も多いですが、国の財政でも同じような課題が続いているようです。
「数年単位」での確認という考え方は、短期の数字にとらわれず、長期的な視点で経済を育てていく姿勢の表れともいえますね。
個人的には、「積極財政」と聞くと経済成長のチャンスが広がるようで少しワクワクします。
一方で、未来の世代への負担をどう減らすのか、そのバランス感覚も問われるタイミング。
これからの日本の財政運営が、どんな方向に進むのか注目したいです。

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