
北海道は22日、白老町の養鶏場で発生が疑われていた高病原性鳥インフルエンザについて、
遺伝子検査の結果、陽性を確認したと発表しました。
養鶏場での陽性確認は、今季(2025年度)全国で初めてとなります。
🦠 約45万9千羽を殺処分 防疫体制を強化
今回感染が確認されたのは、白老町内の採卵鶏を飼育する大規模な養鶏場。
感染拡大を防ぐため、飼育されている約45万9千羽の鶏を殺処分する方針が決定しました。
北海道庁では、現地に職員を派遣し、防疫措置や消毒作業を進めているとのことです。
📍 発端は「異常死」の通報
北海道によると、21日に養鶏場の関係者から
「通常よりも死んでいる個体が多い」
との通報が、家畜保健衛生所へ寄せられたことが発端。
その後の簡易検査で陽性反応が確認され、
精密な遺伝子検査の結果、高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表されました。
🚫 半径10キロ圏で移動制限も
北海道は、感染拡大防止のため、
この養鶏場を中心とした半径10キロ圏内の養鶏場などで、
鶏や卵の移動・搬出を禁止。
この範囲には約62万羽が飼育されており、今後の経過観察や消毒が徹底されます。
🗾 全国でも警戒強まる
秋の渡り鳥シーズンが始まり、全国的に鳥インフルエンザウイルスの侵入リスクが高まる時期。
北海道での今季初確認を受け、各地の自治体も
防疫体制の強化に乗り出すとみられます。
💬 SNSでも心配の声
ニュースを受けて、X(旧Twitter)上では
「ついに今季も始まってしまったか…」
「白老の被害、かなり大きそう」
「人への感染がないことを祈る」
など、心配や不安の声が広がっています。
🔍 まとめ
- 発生地:北海道白老町の養鶏場
- 確認:高病原性鳥インフルエンザ陽性(今季全国初)
- 殺処分:約45万9千羽
- 移動制限:半径10km圏内・約62万羽対象
これから冬を迎える中、再び広がりを見せる鳥インフルエンザ。
養鶏業界だけでなく、地域全体に緊張感が高まっています。


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